2021年12月31日(金) 2022年の中国NEV販売は日本新車販売越えとされる背景 中国自動車工業協会は2021年12月14日、2022年中国自動車市場発展予測サミットを開催、2022年の販売状況予測レポートを発表した。それによれば、2021年の中国新車販売市場は前年比3.1%増の2610万台となり、2022年はこれを土台に同5.4%増の2750万台に達する
2021年11月30日(火) バイドゥ「Apollo Moon」OEM横断化の背景 ここ最近、このApollo Moonに様々な動きがあった。一つは、このARCFOX版Apollo Moonが北京市の首鋼エリアで実証実験を開始したことも。もう一つは、中国新興EV「威馬(WM)」、広汽集団「埃安(Aion)」でもそれぞれのバージョンのApollo Moonを発表したこと
2021年10月31日(日) 日産スペイン工場も買収か? 長城汽車の海外展開急加速 スペインのバルセロナにある日産の工場について、長城汽車に売却することで協議中。長城汽車はタイ・インドのGM工場、ブラジルのダイムラー工場などを次々と買収、自社のグローバル戦略を急拡大させているが、その爆買いの矛先が日系工場にも向かった
2021年09月30日(木) 中国の自動車輸出が激増、その背景とは? 中国の自動車輸出が激増している。2021年1~8月のわずか8ヶ月で、それまで過去数年間の中で年間輸出台数が最高だった2018年通年の104万台を上回った。中国の自動車輸出はここ数年、年間100万台前後で推移してきたが、2021年は200万台を超える可能性も
2021年08月31日(火) ファーウェイをとことん拒絶する上汽集団の昨今の動き 多様化著しい中国では、当然自動車業界もファーウェイ一色ではない。中国国有OEM最大手の上汽集団董事長が2021年6月末、「我々は自動運転分野などでファーウェイなど第三者と連携するつもりはない。我々は魂を抜かれ、もぬけの殻になってしまう」と発言。
2021年07月31日(土) 好調な中国NEV市場で大手は苦戦 さらに深刻なリスクとは? 独VWのBEV「IDシリーズ」が中国で正直「全然売れていない」状態だ。例えばトヨタ自動車が2022年、満を持して中国等に投入するBEV「bZシリーズ」が、好調な中国NEV市場の勢いに乗り、容易に成功する、と考えるのは間違いだということが分かる。
2021年06月30日(水) 2021年世界最大のIPO、中国ライドシェアDiDiとは 中国ライドシェア最大手の滴滴(DiDi)は2021年6月11日、SECに正式にIPOのための目論見書を提出。証券コードは「DIDI」。時価総額は最大で1000億ドル(約11兆円)に達する。これはホンダ(約6.54兆円)と日産(約2.37兆円)の時価総額の合計をはるかに上回る
2021年05月31日(月) 中国市場の覇者VWはBEVに振り切ったか グローバル販売において、トヨタが20%、ホンダが30%、日産が35%程度であるのに対して、VWの中国販売比率は40%前後に達しており、そもそも中国市場に対する依存度は高い。今回、安徽省合肥市に新たなBEV専用工場を起工した。中国では三つ目となる
2021年04月30日(金) 上海モーターショー、世界を巻き込む大きなうねり 日系企業もトヨタ、ホンダ、日産を中心に大攻勢を仕掛けた、と日本では報じられている。ただし、日系企業のこうした動きも、今回の上海ショー全体の中に占める割合は、思いの外小さい。中国市場における日系車の乗用車シェアは20~25%程度に過ぎず
2021年03月31日(水) 2021年政府活動報告に描かれた中国自動車業界 昨年2020年の政府活動報告では、突如「バッテリー交換ステーション」が明記され、それ以降、中国の業界が大きくその方向に舵を切ったのはよく知られている。それを受けての2021年、今回の政府活動方向では何が描かれたのか?
2021年02月28日(日) BEVの航続距離を極端に重視する中国 独コンチネンタルは2021年1月25日、「コンチネンタル2020年未来移動趨勢調査レポート」を発表。独、仏、米、日、中の5ヶ国を対象として、新型コロナのまん延による移動習慣の変化や、今後の趨勢と考えられるBEVへの受容度について、比較できるデータが
2021年01月31日(日) フォックスコンの車参入でアップル、バイドゥは? 台湾フォックスコンは2021年1月、相次いで二つの大きな動きを見せた。一つは、ほぼ倒産しかけていた中国新興の拜騰(BYTON)への数億ドル出資、もう一つは、吉利(Geely)親会社との、グローバルメーカーを対象とした自動車代理生産新会社の設立。