2019年11月22日から12月1日まで開催されていた広州モーターショーに行ってきた。中国の新車市場は、通常ガソリン車も、新エネルギー車(NEV)も厳しい状況が続いており、2019年後半以降、双方とも単月で前年同月と比べてマイナス成長を記録するようになった

前回、中国の新エネルギー車(NEV)に関する充電インフラ面のマクロ状況をお伝えしたが、紹介したほど順風満帆、というわけでは決してなく、そこは「中国らしさ」があることも、あわせて押さえておきたい。例えば、少し前の記事になるが、中国NEV最新報道を伝

「中国ではものすごく新エネルギー車(NEV)が売れていると聞くけど、充電インフラ面は大丈夫なんですか？」よく聞かれる質問である。中国の大都市などを移動する際、車のナンバープレートの色に注目してほしい。青が従前からのガソリン車(中国ではHVもこちら)

中国では現在までに、もともと存在するOEMの他、雨後の筍のように新たな自動車メーカーが誕生している。その実態を完全に把握している人は中国現地も含め、世界中にも誰一人いないと思われるが、総数は400社とも、500社とも言われる。自動車大国である日本