中国乗用車の20年燃費・NEVポイント、テスラがぶっちぎり首位
工業・情報化部は2021年4月9日、2020年における中国国内製造及び輸入された乗用車の燃費ポイントとNEVポイントを発表した。いずれの目標も、事前に設定(過去数年の平均値等)された目標値を実際どれだけ上回れたか、下回ったかで算出され、それを生産/輸入量で掛け合わせる。目標値の上振れ、下振れよりも生産/輸入量に左右される傾向が強く、中国国内製造については、最もマイナスを積み重ねたのは、ほぼそのまま、生産台数が多い、まだNEVモデルがあまりないメーカーとなる。

テスラ上海が最高ポイントを獲得した。テスラ上海の場合、燃費目標値が5.59(100km走行当たりL)にもかかわらず、当然実質燃費はゼロ、さらに生産初年度のためか、NEV目標値はゼロ、しかしいずれにしても14万台生産しているため、いずれのポイントも膨大なものとなった。輸入については、輸入台数としてはレクサス及びアルファード等人気モデルを有するトヨタが唯一20万台を超えて25万台に達したが、燃費ポイントが足を引っ張り、メルセデスベンツやBMWが大きなマイナスとなった。

このポイントはグループ間での償却も可能で、他社ポイントの購入により相殺できる。ポイント当たり単価には依然として大きなブレがある、未成熟な市場になっているが、最大1ポイント3000元ともされ、例えばワースト1の一汽VWの両ポイントをそれで単純に金銭換算すると40億元(約664億円)近くのマイナスになる。テスラは逆に50億元(約830億円)近くのプラスとなる。