
世界最大のドローンメーカーとして知られる大彊(DJI)は先日、WeChatの公式アカウント「DJI車載」をスタートさせた。それによれば、2021年4月19日から開催される上海モーターショーにブース出展、関連製品を発表する、という。傘下にレーザーレーダー開発のスタートアップを抱え、それがOEMと協業するなどの動きはあったが、DJI本体として、「DJI車載」ブランドとして、自動車業界に参入することになりそうだ。
WeChatの公式アカウントでの紹介によれば、「DJI車載」はDJI傘下のインテリジェント・ドライブ事業ブランドで、空間インテリジェント・テックを用いて、モビリティにそれを注入してサポート、インテリジェント・ドライブ・システム及びそのコア部品の研究開発、生産、販売などサービスに注力する、とある。いわゆる完成車製造には携わらない模様。
WeChatの公式アカウントを申請した主体は、深圳市大彊卓見科技有限公司。2018年7月の設立で、DJIの100%子会社。別の情報によれば、DJIはすでに5年かけて車載事業を進めており、最近できたチームではない、という。現在までに車載ビジネス・ユニット(BU)には700人以上の人員がいるという。
DJIの社内スタートアップである覧沃科技(Livox)は2021年1月1日、中国新興EVメーカー大手の小鵬(Xpeng)との協業を発表していた。Livoxは2016年設立、先の「5年」に符合する。高性能レーザーレーダーの研究開発を進めており、コスト高、量産難、低信頼性という、今までの三つのネックを克服、Xpengの時期量産車に量産レーザーレーダーを搭載していく、という。
