20210321_20年新車販売、地域別×サイズ、大都市圏で大型化の傾向
インサイツが中国での新車購入時に加入した保険のデータに基づいて集計したところ、2020年、地域別でもほとんどの省・市・区でボディサイズとしてのコンパクトが良く売れており、甘粛省ではその割合が6割を超えた。価格帯と使い勝手のよさで選ばれている可能性が高い。ただし、北京市ではコンパクト比率は4割を切っており、中型が32%、中大型/大型が21%と、明らかに大型化の傾向を示している。こうした都市では、買い替え需要の方が上回っており、次はより大きめのもの、という志向が働いている可能性がある。中型で最も多くなったのが上海市で35%。中大型/大型も16%と少なくない上海市ではあるが、北京市と比べ、待ちのつくりが若干小さめで、車が大きすぎても総じて不便等、実際状況との兼ね合いもあるのかもしれない。小型で最も多いのが山西省で16%。マイクロでは広西チワン族自治区が9%。