20210222上海自動車物語:VW、GM強勢からテスラ等新興の勃興まで
中国の大都市と言えば一線都市、北京、上海、広州、深圳だ。深圳は新興で若干小規模だが、それ以外の都市は、単一都市だけで新車販売年間50万台以上(しかもナンバープレートの取得難という購入規制がありつつ)を誇る。日系が多く進出する広州は、新車販売の日系比率が4割を超えるが、上海ではこの比率はせいぜいわずか15%程度。広州市を含む広東省では年間200万台の自動車が販売されるという、もうそれ一つで一国分以上の市場キャパがあり、その中心である広州を抑える意義は非常に大きいが、一方で、日系はなぜ上海で弱いのか、も永遠のテーマ。