20201222HOZONも配車専用、現行車改造、後席をなくし巨大画面
中国新興EVメーカー合衆汽車(HOZON)のブランド「哪吒」は、その最新モデル「哪吒U」の配車サービス専用カスタマイズ版を2021年から受注開始すると発表した。もともと北京モーターショーで発表予定だったモデル。通常の「哪吒U」と比べ、外観や内装に大幅に手を加えたもので、最大の違いは、助手席をなくしたこと。後席から足を完全に伸ばしきることが可能で、クッションなども置いて、快適性を高める。

外観は「U-SALOON」とカラーリングされている。いわゆるサルーンとは若干意味合いは違うが、中国ではサルーンという言葉はあまり使われないため、新鮮に映る。頭頂部には出っ張りがあり、配車サービス専用であることがはっきりわかる。

内装では、助手席を排除。助手席の位置に、後席の足を置けるスペースを用意した。また、その後席もリクライニング機能を充実、リラックスできるようになっているのが特徴。左のひじ掛けには、ペットボトルやスマートフォンの無線充電スペースも用意されている。

前席と後席の間には巨大なスクリーンで遮られており、そのスクリーンの上部には電力残量や目的地までの距離や予定所要時間が表示される。スクリーンそのものにどのようなものが投影できるのか、現時点では不明だが、普通に考えて、エンタメ機能が充実されることが想定される。

中国では中国最大手ライドシェア滴滴(DiDi)とBYDの共同開発による配車専用車両「D1」が話題になっている。今回の「哪吒」の動きはそれに続くもの。「哪吒」は月間販売、新興EVの生き残りラインとされる1000台をオーバーし、今や2000台を超えるようになってきている。今回の配車専用車両のリリースで、その販売台数を押し上げたい考え。