20190314顔認証決済、バイドゥApolloの車載AI「DuerOS」量産車
奇瑞汽車(Chery)のEXEED星途スマートカー試乗会が先日、上海の高級ホテルで行われた。披露されたのは新車、EXEED星途TXで、世界で初めてバイドゥのコネクテッドシステム小度(DuerOS)を搭載したもの。

EXEED星途TXに搭載されたDuerOSは、バイドゥのAI技術を駆使したコネクテッドシステムで、人、車、道、クラウド間のデータ共有を実現。バイドゥApollo担当者は、「DuerOSを搭載したことで、EXEED星途TXは、顔認証オンライン決済機能が付加され、ドライバーは何もせずに、運転しながら、(おそらくはある程度の言葉による指示のもとで)システムが顔認証を行い、オンライン決済を行うことができるようになる」という。

また、「業界最強のARスマートナビゲーションシステムと、双方向スマートホームネットワーク機能も搭載しているため、高精度のナビゲーションと、車-家の双方向通信も実現した」という。

DuerOSは、世界初の人と車をAIでつないだシステムとされ、バイドゥApolloでは、量産化可能で、完全なAIのコネクテッドシステムソリューションと位置付け、AIによるコネクテッドシステムがすべきすべての能力を備えている、という。

バイドゥでは、DuerOSを搭載すれば、あっという間に従来車からコネクテッド、スマート化へのアップグレードを実現できるよう設計。オープンプラットフォームであり、それを採用した完成車メーカーにシステムに対する定義権を付与、完成車メーカーの他社との差別化を図るというニーズを満たすという。

DuerOSの顔認証は、顔の特徴のみを認識するものではなく、各種認証を通じて、オーナーを特定して音声により呼びかけるシステムで、シートも自動調整され、音楽もオーナーの好きな楽曲に切り替わり、車内のインテリア雰囲気ライトなどもオーナーの好みに合わせて調整される。

バイドゥでは、今回のEXEED星途TX以外で、今後2ヶ月において、DuerOS搭載量産車が断続的に発表されることになるだろう、としている。