トヨタが中国HEV市場に強烈カウンター、技術ではなく「信頼」
トヨタ中国は2026年7月10日、公式SNSにおいて、自社HEVを改めてPRした。中心に置かれた言葉は、「私と、私が信じるもの。それがトヨタ・ハイブリッド」である。PRに登場するのは、新技術の説明でも、燃費性能の比較表でもない。RAV4、ハリアー、カムリ、ハイランダー、カローラを実際に所有し、中国国内や海外で使ってきたオーナーたちの体験だ。トヨタは今回、HEV市場で長年積み上げてきた最大の資産を「信頼」という一語にまとめ直した。背景にあるのは、中国の自動車市場では、BEV、PHEV、REEVの競争が続く一方、充電を必要としないHEVの価値も改めて見直されつつある。今まで日本車、と言うかトヨタの牙城だった中国HEV市場には現在、吉利(GEELY)長安広汽など中国勢が着々と参戦しつつある。彼らが補えない時間的蓄積、そこで成り立つ中国、さらに世界に広げたトヨタHEVの「信頼」を前面に押し出した形だ。