理想とCATLが長期提携、理想の海外展開とBEVシフトに関係？
中国新興メーカー理想(Lixiang)と、EVバッテリー世界大手の寧徳時代(CATL)は2025年9月18日、今後5年間にわたる包括的戦略提携契約を締結した。すでにLiはCATL製バッテリーを採用しているが、ここにきて改めて5年間にわたる戦略提携をかわす背景は何か。一つはREEVで躍進したLiだが、今後はBEVにも注力すること、つまりバッテリーの巨大化がある。もう一つは、他の中国新興が競い合って進めていたものの、Liは今まで頑なに行ってこなかった海外展開がある。BEV注力はもともと2024年と宣言していたが、海外展開はもともと2025年本格始動を宣言していた。BEV注力は後ろ倒しになってやはり2025年から、となり、Liの戦略上重要な転換点が2025年になった。

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