中国でBEV専業はとうとうテスラだけ、各社でREEV展開活発に
上汽集団の新エネルギー車(NEV)ブランド「智己(IM)」は新型SUV「LS6」を投入、BEV専業を脱却して初めてのレンジエクステンダー(REEV)モデルとなる。中国新興の小鵬(Xpeng)も予告通り、ミニバン「X9」、SUV「G7」にREEVを設定すると発表した。そして、北汽集団のNEVブランド「極狐(ARCFOX)」でも「αT5」でREEVを準備していることが明らかになった。特にIMとARCFOXの今回の動きにより、中国でBEV専業はとうとうテスラだけとなった。REEVは一時の爆発的な人気から一服、とも言われるが、EV先進国の中国で、BEV専業では厳しい、というのが各社の判断になっていることは間違いない。やはり結局はマルチパスウェイが正解か。

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PHEV vs REEV – BEV専業はテスラだけ - 中国自動車最前線
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