中国でCASEの枠組みは不適に! 乗用車スマート化指数に変更
乗用車市場情報聯席会(乗聯会)は2025年5月から、従来までの中国CASE指数に変えて、中国乗用車スマート化指数の発表を開始した。これは従来の「CASE(Connected,Autonomous,Shared&Service,Electric)」では、もはや中国の実態を表せないという決断が垣間見える。新指数ではもはやElectric、つまり電動化は無視されている。それぐらい中国ではもう普及している、ということを示す。中国ですでに言われなくなっているSDV(ソフトウェアが自動車を定義する=当たり前すぎる)を、いまだに中国自動車業界にあてはめたがる日本の一部メディアも、もう少し急変化する中国自動車業界に注視したほうが良い。