明朗会計、中国EVはワンプライス宣言時代突入、しかし形骸化も
東風ホンダは2025年4月15日、中型SU BEV「S7」の価格を正式に19.99万元の「一口価(ワンプライス)」に引き下げた。これは、広汽ホンダの姉妹車「P7」発表にも合わせたものだが、当初の発表価格である25.99万元から実に6万元(約120万円)の値下げ。表向きには大胆なプロモーションとして打ち出されたものだ。だが、実際の販売現場ではさらにそれを下回る17万元台の価格で流通しており、一口価が一部で、もはや形骸化しつつある現実が浮き彫りになっている。