
HIMAは速報で、2024年11月の販売において、LUXEEDが初めて1万台を超えたと発表した。その中心が「R7」だ。「R7」は中大型SUVで、25.98~33.98万元と、AITOの同サイズSUVと比べて安め。そのため、ファーウェイは早くからこの「R7」が新たな売れ筋になると見込んでいる。現時点では、AITOの「M7」「M9」がそれぞれ月販1万台を優に超えているのに対して、まだリリース間もなくの「R7」は2024年10月、4000台を超えたところ。
AITO単体はもとより、HIMA全体としても、追いつきそうで追いつかない、むしろ時に引き離されがちな理想(Lixiang)追撃の有力な製品として期待されていることは間違いない。
「R7」は現在、Pro(25.98万元)、Max(2グレード。29.98万元、31.98万元)、Ultra(33.98万元)の4グレード。Proにもレーザーレーダーは搭載されず、しかも二駆で、航続距離は667km。Max以降はすべてレーザーレーダーを搭載。Maxはいずれも二駆で、航続距離は667kmと、802km。Ultraは四駆であり、航続距離は736km。ここに新グレードはProのようにレーザーレーダーを搭載せず、航続距離もProを下回る611km、しかし四駆というものを投じてくる。ADASをどこまで必要とするかに関わるレーザーレーダーの有無、航続距離に関わるバッテリーの種類、パワーに違いが出るモーター数でバリエーションを図る。
価格帯は現状見通せないが、レーザーレーダーがないという意味ではProと同じ、Proよりも航続距離が短い分Proを下回るものの、モーターが多いため、トータルでProを上回り、Maxには及ばない程度、か。また、新グレードには航続距離590kmのものも用意されている、という情報もあり、よりバリエーションが豊富になる可能性がある。
Lixiangが30万元台SUV王者の2023年から、2024年は20万元台SUV王者を標榜するようになったように、中国の景気減速の影響からか、売れ筋価格帯が変わってきているのは確か。HIMAもその影響を受けており、現在は好調な46.98万元~のAITO「M9」もいつブレーキがかかるか分からない。AITO「M7」も20万元後半からの価格帯であり、その意味ではLUXEED「R7」と似た価格帯。「R7」の新グレードも20万元台あたりで落ち着く可能性があり、Lixiang最大の売れ筋である「L6」とガチンコ勝負。20万元SU NEVで激しい攻防が行われている。
