
申請された写真から判断すると、新型車はクーペSUVのデザインを採用しており、シャープなボディラインと独特のスポーティな気質を備えている。クローズドフロントフェイスにはテクノロジー感溢れる貫通型LEDライト群を装備。ヘッドライト群は「C」シェイプで視認性が高そうだとされる。
サイドにはサスペンデッドルーフデザインやファストバック形状、大型のブラック加飾パーツを採用し、隠しドアハンドルや耐風抵抗の低いホイールなど、SU BEVとしての位置付けを強調している。リアは視覚的な幅を効果的に広げる半円形のテールライトと、下部のブラックサラウンドと組み合わせたセグメント化されたリアスポイラーにより、強い階層感があり、スポーティな雰囲気をさらに高めている。
「bZ3C」のボディサイズは、全長4780mm×全幅1866mm×全高1510mmで、ホイールベースは2880mmに達する。動力面では、最大出力200kWの駆動モーター型式TZ200XS004を搭載し、BYDとの合弁を通じてBYD子会社製のリン酸鉄リチウム電池を搭載。
2024年1月にモデルチェンジした「bZ3」は、月販5000台で推移しており、好調だ。ただ、今までのトヨタと違い、BEVだといつ急落するか分からない不安要素はなくはない。「bZ3」をロングセラーとするためにも、「bZ3C」の発表と販売開始は追い風になる。
また、23年の上海ショーで「bZ FlexSpace Concept」として発表され、24年の北京ショーで発表された広汽トヨタ「bZ3X」はまだ情報がない。どちらにしろ売れなかった両トヨタの「bZ4X」を契機に、「bZ3」に切り替えある程度成功したい一汽トヨタと、「bZ4X」の独自改良にとどめてあまり対応が進まない広汽トヨタは、BEVに対する姿勢としてもはっきりと違いが表れた形。
