
それによればまず、車載ドローンは、U8のルーフに専用の機構を取り付け、ドローンを格納している。停車時に、専用のアプリで「飛行」ボタンを押すだけで、システムは機構内のドローンを点検、屋根が開き、ドローンが飛び出す。ドローンの操縦は車内で行えるほか、ドローン自身が障害物の回避行動も行える。最大時速55km/hとなる。
同時にそのドローンは、8方向、オールラウンドなどのカメラ操作を含め、自動で高度広範囲のカメラ撮影の調整を行う。さらに冒険、ライト、壮大の三つのモードがあり、異なるカメラの動作スタイルを選択できる。撮影が完了すると、自動的にフィルムにレンダリングされ、車内に共有されると同時に、各種ソーシャルネットワークへの投稿も可能になっている。
車両の最新の位置情報に基づき、ドローンは自動で旗艦、機構内に格納される。機構内ではバッテリー交換及び充電が自動で行われ、次回飛行の準備を進める。
衛星通信では、どのキャリアを使用しているのかは不明だが、固定およびモバイルネットワークが不通のエリアで起動する。車内のみならず、自身のスマホデバイスでも使用することができ、車外でも衛星ネットワークを使用できる。双方向音声通話やショートメッセージを活用できる。
「U8」はもともと完全オフロードのシチュエーションであり、中国もまだまだ多い秘境探索ドライブなどがイメージされている。そんな環境であるからこそ、ドローン撮影、そのSNS投稿もオーナーのインスタ映え(中国にはインスタグラムはないが)気分を高揚させる。一方で、そうしたエリアは固定はもちろん、モバイルネットワークも普通のことが多い。そのための衛星通信機能であり、万が一の遭難や、人気のない場所での緊急事態時に、この衛星通信機能が活用されることが想定されている。
