
中国民間OEM吉利(Geely)は、買収した数マートフォン製造販売の魅族(Meizu)と、参加ボルボと進める高級BEV「極星(ポルスター)」との融合を加速させていく。Meizuのスマホをベースとして汎用化した車載OS「ポルスターOS」や、ポルスター車(現在は新車「ポルスター4」のみ)をより良く使いこなせるスマホ「ポルスターフォン」を展開していく方向性が確認された。
GeelyはMeizuを買収後、その傘下のテック企業である星紀時代とともに2023年3月、星紀魅族として湖北省武漢市を拠点に発足させていた。Geelyの本拠は浙江省だが、武漢市においてもやはり傘下に収めたロータス・カーズの中国総本部を設置しており、武漢市もGeelyの一大拠点となりつつある。
星紀魅族は先日、Aラウンド資金調達を完了、数十億元を調達したという。それまでのエンジェルランド含め、これで調達額は20億元(約600億円)、評価額は100億元(約2000億円)になったという。長城汽車や小鵬(Xpeng)など自動車業界出身の人材登用も盛んに行っている、という。
Meizuにはもともとスマホとも連携した車載システムとして「Flyme Auto」があるが、これをベースにGeelyの傘下ブランドLynk & Coにおける新型「Lynk & Co 08」に搭載、同モデルは販売開始2ヶ月程度で販売台数1万台を突破しており、好評だという。
ポルスターは中国での販売に苦戦していたが、2023年6月に星紀魅族と中国で合弁を設立、販売を加速させていく体制を整えた。さらにこの際、Meizuのスマホに関するノウハウをポルスターに注入、ポルスターとして、中国向けの車載OSなどを開発していく方向性も示されていた。
その集大成となる初弾、中大型SU BEV「ポルスター4」(29.99-53.38万元)はすでにラインオフしている。このモデルはGeelyグループオリジナルのアーキテクチャ「SEA浩瀚」に基づくものであり、予告通りMeizuベースの「ポルスターOS」を搭載。
また、Meizuと共同開発した「ポルスターフォン」も準備。クルマとスマホのシームレスな連携による使用時のエクスペリエンス向上を図る、という。形は違えど、OEMとしてスマホをリリースしたのは蔚来(NIO)についで2社目となる見込み。
