
中国国有OEM大手である広汽集団の傘下モビリティ「如祺出行(ON TIME)」は2023年4月27日、公式WeChatで、前日26日までに広州市からインテリジェント・コネクテッド・ヴィークル(ICV)モデル運営ライセンスを取得したと発表した。広州市の南方、南沙区で自動運転タクシー、いわゆるRobotaxi事業を展開していく。
使用する車両は広汽集団の独自BEVブランド広汽埃安「Aion LX Plus」で、この記事では「戦略協業パートナー」としているが、おそらくは文遠知行(WeRide)とともにこれを改装、2022年12月までに広州市ICV車両目録(第2期)に登録されている。
ON TIMEは自動運転タクシーのビジネス化を急速に進めており、2022年10月には同じく南沙区で、有人車両と無人車両が混在する配車サービスを中国で初めて大々的に展開、今までの通り有人車両を中心としながらも、人流などを演算して、時には効果的に無人車両を使用して配車を行うサービスを実現していた。
現在までにON TIMEは中国でも初めてとなる完全開放型Robotaxi運営技術プラットフォーム、Robotaxi運営モニタリングプラットフォームをリリース、より多くの自動運転ベンダーとシステムやデータのインタラクションを可能にした。また、Robotaxi車両管理システムをローンチ、全方位であらゆるプラットフォームが接続できる環境を創出、自動運転タクシーの車両運営の安定性やコストパフォーマンスを最大化してきた。
ON TIMEは、自社のRobotaxi車両部隊をビジネス投入することにより、ON TIMEが提供する自動運転レベル4システムをアップグレードし、自動運転の運用能力のイテレーションを加速し、より多くの自動運転企業にRobotaxi運用ソリューションを提供、より広範囲のユーザーに高品質のRobotaxiサービスを提供することを目指す。
また、自社のRobotaxi車両運用データを活用し、データ収集、タグ付け、管理、モデルトレーニング、シミュレーションシナリオ、高精度地図などのスマートドライブツールチェーンの各段階での技術能力をさらに向上させ、自動運転ソリューションの開発とイテレーションを支援、技術価値チェーンの上流でRobotaxiの量産化と商業化を全面的に推進する、としている。
