窮地の中国新興WM、香港上場企業買収で実質的に上場企業へ?
香港上場企業であるAPOLLO出行は2023年1月12日、公告を発表、その100%子会社が中国新興OEMの威馬(WM)と買収協議を締結、20.23億ドルでその100%子会社WM Motor Global Investment Limitedの全株式を買収するとした。中国でAPOLLOと言えばバイドゥの自動運転プラットフォームで、WMはもともとバイドゥから出資を受けており、両者は協力関係にあったことから、以前から囁かれていた窮地のWMをバイドゥが買収するというのが実現、かと思われたが、APOLLO出行とバイドゥは無関係。中国企業グループの資本関係の複雑さの一端を示すもの。