NIO、シンガポール上場で初の3地域重複、米ではリスクが増大
中国新興OEM大手の蔚来(NIO)は2022年5月6日、シンガポール証券取引所への重複株式上場についての進捗を発表、今月にも上場関連文書を発表する、とした。2018年9月、中国新興OEMで最初に米上場を実現したものの、2022年5月にはプレ上場廃止リストに記載された。また、3月10日には香港証券市場への重複上場を実現しており、シンガポール上場が実現すれば、中国新興OEMとして初めて三市場上場企業となる。米中関係も見据え、中国新興OEMの資本政策が激しく動き始めそうだ。