コロナ再まん延で中国乗用車販売-10%、深刻な上海でより顕著
乗用車市場情報聯席会(乗聯会)が発表した中国乗用車の2022年3月における新車販売台数は前年同月比10.5%減の157.9万台となった。22年1~3月でも前年同期比4.5%減と、考えられてきたよりも低調にとどまっている。昨年から続いた在庫や供給不足も、22年2月には明らかな好転が見られていた矢先、3月に入ってから吉林省、上海市、山東省、広東省、河北省などで新型コロナが再まん延したことで、再び完成車工場の生産停止、部品供給の滞り、自動車購入の難しさなどに見舞われた形。22年4月の中国新車販売も3月を下回ることが予想されている。