中国NEV乗用・商用別走行距離シェア推移とNEV故障原因シェア
工業・情報化部(工信部)は先日、「2021年中国自動車産業発展年報」を発表、その中で、2020年末までに新エネルギー車(NEV)国家モニタリング・管理プラットフォームに接続されているNEV392万台を対象に、乗用車・バス・物流車のそれぞれの走行距離シェア、2020年におけるNEVの乗用車と商用車の故障報告の統計が掲載されている。

プラットフォームへの接続状況が反映しているのか、2017年まで中国のNEV走行では「バス」が圧倒的だったが、その後、個人向けNEV販売の爆発的成長に伴い、「乗用車」が主流になっている状況が分かる。またNEV故障状況では、乗用車で最も多くなったのが「ブレーキシステム」で54%だったが、商用車で最も多くなったのは「DC-DC状態」で64%となった。