五菱、インドネシア進出4周年、格安路線ではなくスマート化へ
上汽GM五菱は2021年7月11日、インドネシア子会社が設立4年目を迎え、2017年の第1弾、MPV「Confero(中国名:五菱宏光S)」発売以来、6.6万台に達したことを明らかにした。「インドネシアで最も受け入れられている中国ブランド」として、国の一帯一路構想を梃に、インドネシア事業を強固なものにしていくとした。

インドネシア子会社からの情報として配信された公式WeChatでは、2017年の進出以来、「Confero」に続くMPV「Cortez(中国名:宝駿730)」、SUV「Almaz(中国名:宝駿530)」「Almaz RS」を時系列で紹介、「中国ブランドに対する現地不信任」を払拭、中国では格安で有名だが、インドネシアではむしろインテリジェント化の方向での展開を図っている様子がうかがえる。

Confero(五菱宏光S)
海外進出第一弾、7億ドル投資、22ヶ月で工場、サプライチェーン、販売網等を整備。満を持して、17年8月発売した第一弾MPV。小型MPVとして、インドネシア市場シェア最多を記録、「年度優良モデル」等に選出される

Cortez(宝駿730)
インドネシアにおける中国ブランド不信任の印象を取り除くため、タグライン「Drive For A Better Life」を整備して啓蒙普及を進め、ターボとCVTの第二弾MPV。インドネシアのMPV市場に変革を巻き起こした、との評論も

Almaz(宝駿530)
初めてのインテリジェントSUVとして、インドネシア語インテリジェントインタラクション機能「WIND(Wuling Indonesian Command)」を搭載したSUV。インドネシアのミドル-ハイエンドSUVの火をつけ、発売後3ヶ月で同分野の市場シェア1位を獲得

Almaz RS(-)
インドネシアで124店舗の販売ネットワークを構築、インドネシア製造のモデルをタイなどに輸出開始。20年、新型コロナを経て、マーケティングに注力。21年3月、スマホと連携したコネクテッドとADASを搭載したインテリジェントSUV